企業年金もあてにならない時代

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2010年頃に「JAL(日本航空)問題」というのが発生しました。

何か? というと、法律で固く守られているはずの「社員の企業年金受給権」がアッサリと削られてしまったことです。

今でこそ企業年金制度の崩壊は当たり前に思われていますが、当時はかなり衝撃的に受け止められました。

現役で50%カット、OBで30%カット・・・でした。

当時、企業年金史上で最大規模の減額と呼ばれました。

本来、「大企業であればあるはずのない企業年金カット」が実際に起きてしまったわけです。

しかもこれはJALだけにとどまりませんでした。

こういうのは一つが殻を破れば後は堰を切ったように連鎖して他の企業等にも同様に起こりうることで、実際、次には「東京電力」でも同じことが起きました。

JAL/東京電力といった日本を代表するような大企業であってもイザ経営危機に直面してしまえばアッサリと企業年金を減額してしまう(できてしまう)ことが露見した出来事でした。

そうした過去の教訓を忘れたり風化して忘れ去られていくことを「平和ボケ」と言ったりしますが、平和ボケの解消はやはり「歴史を学ぶ」ことが最適解です。

歴史は繰り返す・・・とはよく言われますが、歴史を知り、過去の教訓を思い出し、事前の手を打って同じ過ちを犯さないという姿勢を貫くことは大切です。

・・・・・・・・・・

定年を意識する50代、そして定年延長や再雇用でひとまず完全退職は先延ばしにしものの、遠からず訪れる退職時のことを思って何となく不安に苛まれるのが60代・・・です。

定年退職後の生き方/主に経済的不安に脅かされる年代は、50代から60代後半にまで広くまたがっていると言われます。

「人生100年時代」ともなれば、公的年金頼りの人生は危うい/老後は低い生活水準で甘んじ続けなければいけないかも・・・と多くの人が何となく危惧していると思います。

それがイヤなら/老後も自由な選択肢を持って人生を謳歌したいのなら、現役時代の早い段階で「自分年金」とも言える老後の蓄財活動に勤(いそ)しむことが必要です。

積極的に取り組む姿勢がないとそれはできません。

気がついたら、ありがたいことにいつの間にかそれができていた・・・なんてことはありません。

給料以外の収入を獲得し続ける/投資で収入を増やし続ける/手に職をもって自力でお金を稼げる力量を身につける・・・など、サラリーマンであっても自営業者であっても誰しもに求められることです。

企業年金もあてにはならない時代・・・大手企業だからと言って安心とは言えない時代・・・です。

自分と家族の生活は自分が守る!という覚悟をもって第2・第3・第4・・・の収入源を確保する努力が大事だと思います。

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