「投資」はまさにお金が自分の代わりにお金を稼いでくれる・・・という術です。
稼いでくれるお金が一時的・少額のものであれば早期リタイアは期待できませんが、「継続して、安定的に、ある一定額の稼ぎ」が得られるなら、投資を背景に仕事を辞め早期リタイアをすることは十分可能です。
実際、私はそれで10年前の50歳のときに会社を辞めリタイアしました。
今更ながらに思うのは、「自分でリスクを取り自分の決断で未来を切り開いていくほうが、人生では価値が大きいなあ」・・・ということです。
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自分で選択し、自分で決断し、自分で実践した道であればあるほど後悔の2文字とは縁遠くなれます。
逆に、これらが自分ではない第三者(仮に親だとしても)の選択、決断に基づくとしたら、何かと不平・不満がこぼれてきます。
会社という概念も同様で、会社の決定に振り回される仕事・人生を歩んでいると、いろんな不平・不満が募ってきます。
給料を稼いで日々の生活を成り立たせるためにはある程度の時間をそうしたことに費やすこともやむを得ないことですが、自分なりに「けじめの時」を設けるほうがベターです。
会社任せ・・・他人任せ・・・の人生ではなく、自分の判断で自分の道を進む・・・という時です。
会社に頼らない収入源を築いていくと、少しずつ自分のリスク耐性を高めていくことができます。
自分の人生を自分で守る力を持つことができれば、万が一にも会社でリストラが発生したり転勤騒ぎが生じたとしても怯える必要がなくなります。
自分の新たなスタートを切るただのきっかけになるだけ・・・の話です。
会社に頼らず自分の手で未来を切り開いていけるな・・・という感覚を持つと、世界の見え方も変わってきます。
会社の給料に依存しなくても生活が成り立つようになると、もう怖いものはありません。
会社でのストレスが激減し、心に余裕が生まれます。
上司からの理不尽な指示や、無理な要求に対しても、心を広くどっしりした気持ちで対応に臨めます。
無理やりに耐え忍ぶ必要がないからです。
「会社の外で自分の力で稼ぐ手段を持っていること」=「給料以外に給料と同額以上の収入源があること」というのは本当に自分を自分らしくさせてくれ、自由に生きられる大事な切符を懐に忍ばせている状態と言えます。
会社に縛られず、精神的にも自分のペースで生きられるということは、何にも代え難い自由です。
もし、今、サラリーマンとしての生活に息苦しさを感じているなら、投資を通じて新たな道を切り開いていくと良いと思います。
投資がうまくいけば自由と解放感を得られることを信じて、そうした状態になることを自分自身で決意すると良いと思います。