
自分の収入(年収)は自分で決める!という発想・思考回路を持つ人は自立している人に多いです。
一方、自分の収入(年収)は自分以外の人(←たとえば会社の人事部とか上司とか)が決めている・・・と半ば権利放棄をしているような人は「自立心が足りない」と言えます。
自分の収入(年収)は自分が決めるくらいの気概と覚悟を持つほうがベターで、そうすると不思議なことに徐々にそうなっていきます。
収入に限らず、人の資産(財産)についても、その規模・種類・金額を決めているのは他でもない「自分自身」です。
他人が自分の資産(財産)の中身を決めているわけではありません。
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サラリーマンは自分で今の会社を選んで就職しています。
自営業者であれば、どのような事業を、どのような規模で、どのようにして営むかを自分自身で選択して決めています。
専業主婦の人であっても、家計の大黒柱となるパートナーを自分自身で選び、その方と家庭を築いています。
そう考えると、人は大小の別はあってもほぼ自分自身で年収や資産につながる選択をしてきていると言えます。
よく「社会人の通信簿は年収/税金額だ」と言われますが、これは「年収」や「資産」という指標が大人になって自分の力で築き上げた実績の証だからです。
年収や資産の状況には、人それぞれのこれまでの選択や行動が反映されています。
高い年収を得ている人、豊かな資産を築いている人は、それに見合った道を歩んできているわけで、そうでない人はそうでない道を歩んできただけ・・・です。
サラリーマンとして働いている人のほとんどは「自分の年収を決めているのは自分以外の人」という認識を強く持っていると思いますが、そうした認識を改めて、「年収を決めているのは他でもない自分自身だ」という意識を強く持つと、会社内での働きぶりや行動にもきっと変化が訪れるハズです。
今はどうであれ、いつかきっと「自分の年収は自分自身で決めた金額にするぞ!」という意識を強く持つと良いと思います。