
株で儲けるには売買益(キャピタルゲイン)と配当益(インカムゲイン)があります。
若いうちはキャピタルゲインを追い求める傾向が強いですが、齢を重ねるほどにそうした利ザヤ稼ぎに意欲が向かなくなっていき、もっとリスクを減らして安定的に収入を得たいと思うようになります。
若くして引退したいとか、もう働きたくないとかなってくると、インカムゲインのほうに強く目が向くようになります。
実際、このインカムゲインこそが、働かなくても定期的に入ってくるお金となります。
株式で言えば、自分が寝ていても、投資した会社(もしくは企業群)が稼いでくれて、年に数回、配当金という名目で分け前の一部を振り込んでくれます。
もらった配当をさらに投資したら、その分にもまた配当がつきますし、自分で働いたお金をそこに付け足せばどんどん収入の額は増えていきます。
ただし、そうやって得られる配当金で日々の生活をまかなうには元手資金がかなり高額となり、一般的な人にはかなり厳しいハードルといわざるを得ません。
原理・仕組みはわかるけど、それを構築できる人はかなり限定的・・・ということです。
そこで、もっと汎用的に広く誰でも実現可能なことはないか?・・・と探したときに第一候補として登場するのが「不動産投資」です。
不動産投資とは、「所有不動産を貸出して家賃という賃貸収入を得る」ことです。
投資は価格変動の波に一喜一憂する投機とは違い、とにかく「安定した現金収入を実現する」ものです。
不動産投資は、正にこれを実現できます。
毎月、自動的に家賃というお金が口座に振り込まれます。
自ら働かずとも定期的に収益を享受できるわけです。
一度保有しておけば、その後は労働時間や手間をほぼかけず、継続的に「固定収入」が得られます。
買って保有するだけでそれが得られるわけですから、自分が働かずに生きていきたいと思うならやらない理由がありません。
もちろん、家賃収入を得るには入居者がいること/家賃が滞りなく入金されること・・・などが前提条件となりますので、そうしたリスクをわかったうえで行なうことが大事です。
投資は自己責任が原則でいろんなリスクがありますが、そうしたことを踏まえてでも「働かずにお金が入ってくるシステムを持つ」という意識を持つことはかなり有効だ思います。