投資・投機は余裕資金で行うのが原則です

投資も投機も「リターン」を目的としていて、そのリターンとはたいていの場合「金銭」です。

つまり、平たく言うと 「お金儲け」を狙って多くの人は投資・投機を行います。

たとえば、マイホームを買った途端に不動産価格が急落して自分の家の評価額が下がったとしても、別にマイホームをすぐに売ろうとはしませんし、まったくそんな発想すら及ばないと思います。

なぜなら、そこに住むことを目的に家を購入したわけで、売却することを目的に買ったわけではないからです。

不動産相場価格が上がろうが下がろうが、気の済むまでずっと住み続ければいいだけのことです。

地価変動に関する情報は自分にとっては必要な情報ではない、と言うことです。

・・・・・・・・・・・・・・

投資(=家賃収入目的)で購入した人もその物件自体の価格が上がろうと下がろうと気になりません。

なぜなら、得たいのは家賃という安定した収入であって、売却差益を求めているわけではないからです。

ところが、投機(=転売目的)で家(マンション・アパート・戸建て住宅など)を買った人は最初からそこに住む気がありませんし、値上がりして売却することが目的ですから、毎日不動産の市場動向が気になります。

目的が違えば、思考回路も異なり、行動プロセスも変わってきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

よく「投資・投機は余裕資金で行いましょう」と言われます。

そのとおりだと思います。

なぜなら、余裕資金で行わないということは日常必要資金で行なうことを意味していて、それだと精神的に毎日ビクビクオドオドしていなければならなくなるからです。

余裕資金で行なえば、 別に慌てて現金化する必要はない/売らなくてもいいという安心感を得られます。

すなわち、 「余裕資金で行う」ということはリスクに対する耐性度合いを強化するための考え方であり、背景には「短期狙いでなく長期狙いで投資を行いましょう」というメッセージが隠されていると言えます。

他の収入で生活費がまかなえていて、仮に投資で得られる収入がなくても日常生活に不便がなければ、投資リターンが思うようにいかなくても特段心配はないわけです。

毎日一喜一憂したり動揺したりしなくて済みます。

「投資・投機は余裕資金で行うのが原則」であり、その意義は「長期狙いで行うのが鉄則」ということの裏返し・・・だと思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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