
2020年には約7,000円程度だった「金(きん)」の価格は、今や2万円を突破し、5年間で約3倍にも値上がりしています。
昔から「有事の金」・・・とも言われ、戦争など平和が脅かされるとお金が「金(きん)」に集中していく傾向があります。
インフレ局面で物価が上昇すると、それに伴って「金(きん)」の価値も上がります。
昨年は金だけでなく「銀(ぎん)」価格も高騰し、そうした貴金属への投資熱が徐々に高まってきているのを感じます。
投資(投機も)は自己責任で行なうのが原則ですから、購入したモノが値上がり・値下がりしようと他人がとやかく言うことではありません。
でも、一つ言えるのは「みんな、投資だと思って実は投機に手を染めていることに気づいているのだろうか?」・・・ということです。
「金(きん)」は保有しているだけでは、手元に収益が入りません。
「金(きん)」投資で利益を確定させるためには、確実に「売却が必要」です。
売却無くして儲け・利益はあり得ません。
これが投資と投機を分ける大きな差です。
真の投資は「売却が無くても収益アリ」です。
株式投資なら配当金、不動産投資なら家賃・・・といった類です。
金(きん)で利益を得るには「安い時に買って、高い時に売る」ことで売却益を狙う必要があります(キャピタルゲイン)。
ただし、為替や金利、国際情勢など、さまざまな要因によって金価格は変動します。
こうした要因は個人の努力ではコントロールできず、将来の値動きを正確に予測することは非常に困難です。
堅実に資産を築くのであれば、キャピタルゲインを狙うやり方ではなく、配当金や家賃といった安定した収益(インカムゲイン)を狙ったほうが平常心でいられます。
特に不動産であれば、家賃収入を毎月安定的に得ることができます。
投資では売却を前提としないので、物件価格の変動を日々気にする必要もありません。
自分の資金の中で分散投資の一環として一部を「金(きん)」にまわすのは良いとしても、すべての資金をつぎ込むのはちょっと行き過ぎのような気がします(リスクヘッジの観点から)。
金(きん)投資は「投機」の一つだと知り、自分の投資スタイルに合っているかどうかを今一度確認し、方向を正しく見定めることは大事だと思います。
























