収入+貯金取り崩し>生活費の公式を守れるか?

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

「年金はあてにならないから年金保険料を納めるつもりがなく、代わりに自分で貯金をして老後に備えようと思います・・・老後の生活を普通に過ごすためにはどれくらいの貯金が必要ですか?・・・」と質問する人がいます。

これは、ちょっと的外れだと思います。

仮に5000万円貯金をしたとしても、毎年の生活費が400万円なら13年も経たないうちに貯金が尽きます。

老後の人生スタートを何歳にするかにもよりますが、仮に65歳スタートであれば65+13=78歳前に貯金がなくなりその時点で人生がジ・エンド! です。

じゃあ1億円貯金すればいいか? ・・・ということになりますが、あえて「貯金」という発想で答えを出すなら式はこうなります。

「1年あたりの生活費×退職後死亡するまでの年数」

つまり、毎年の生活費を仮に400万円として、退職後死亡するまで40年(95歳死亡)と仮定すれば、400×40=1億6000万円となります。

今何歳かにもよりますが、一般的にサラリーマンの生涯収入が3億円と言われている中で、その5割強に相当する1.6億円を貯金することは相当難しい(=現実的ではない)と言えます。

私が知る限り、現役時代に年金保険料を支払わずに一生分の生活費を貯金してその後悠々自適に暮らしているという人は一人もいません。

・・・・・・・・・・・・・・・・

貯金よりも重要なのは、「何歳になっても何らかの収入がある」ということです。

大切な発想はこうです。

「収入+貯金取り崩し>生活費」という公式を守れるかどうか、です。

この条件を満たしている限りは、何歳になっても自分の生活は守れます。

極端な表現をすれば、「収入>生活費」であれば、貯金はなくても大丈夫だと言えます。

では、その収入の源泉をどうするか?

そこで重要になるのが「権利収入」という考え方です。

■参考:過去ブログ(権利収入について)
井戸のない村で水を供給する

時間給では計れない収入源を複数持つ

60歳時に老後資金が全額必要ではないです

・・・・・・・・・・・・・・・・・

老後の生活を普通に過ごすための必要条件が「権利収入を手にすること」です。

そして残念ながら、権利収入を手にするためには会社でただ真面目に働くだけではダメです。

もちろんサラリーマンが会社で真面目に働くことは大事ですが、それだけでは足りない、間に合わない・・・ということです。

なぜなら、権利収入をつくるには

1.自分で意識して行動する
2.その行動には「投資」が必要

だからです。

自己投資、不動産投資など、とにかく何らかの「投資」に意識を向けないと権利収入を手にすることはまず無理です。

老後の生活を守る

→収入+貯金取り崩し>生活費の公式を維持する(守る)

→そのために権利収入の仕組みをつくる

→普段から働く際にはそうした意識を持つ

・・・という姿勢が重要だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-11-6

    マーチンゲールの法則(勝つことよりも負けないことを考える)

    日本ではまだカジノは認められていませんが、もはや時間の問題でいずれカジノを合法的にやれる時代がきます…
  2. 2018-1-18

    「5W2H」が「6:1」に分かれる理由とは?

    ビジネスでは「5W2H」を意識することが大切です。 When  いつ? Where  ど…
  3. 2017-4-21

    貯金をするタイミングは「お金が入ってきたとき」

    たとえば、今50歳の人が65歳の定年退職後に客船で世界一周旅行に出かけたい・・・それには約1千万円の…
  4. 2017-12-31

    【重要】上品な人と下品な人の差とは?(身口意の三業)

    よく「品がある/ない」という言い方をしますが、上品と下品とを分ける差は、なかなか言葉で言い表わそうと…
  5. 2020-2-23

    お金の心配がないことで変わること

    経済的に自由な状態にあるということは、「多少のお金のことなら心配がない」というだけのことなのですが、…
  6. 2018-6-11

    【注意】無用なアドバイスは価値観の押し付けになる

    人は他人に何かを教えてあげたり、アドバイスをすることに喜びを感じます。 アドバイスできるのは、…
  7. 2019-10-31

    投資から目を背けてはいけない

    5月から「令和」時代が始まり、早6ヶ月(=半年)が経とうとしています。 これからの時代は、昭和…
  8. 2017-2-12

    貧困生活から脱出するには?

    昨今、日々の生活が経済的に極端に苦しい・・・といったいわゆる貧困状態にある人が増えていると言われてい…
  9. 2021-2-9

    株式市場が開いている時間の意味

    「市場」というのは、当然そこに来る人がいるからこそ成り立つわけで、逆に言うと、そこに来る人を対象とし…
  10. 2021-10-6

    知識武装の大切さ

    10月11日は本来「スポーツの日」で祝日ですが、今年は7月23日(オリンピック開会式の日)に移動した…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る