お金持ち/富裕層・・・と呼ばれる人たちは、必ずと言って良いほど「株式・債券」といった金融商品を保有しているか、収益を上げる不動産物件を保有しているか、あるいはその両方を持っています。
お金持ち・富裕層と呼ばれる人で、株・債券・不動産のいずれも保有しておらず、持っているのは現金(キャッシュ)だけ・・・という人はまずいないと思います。
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株を大量保有する方法はいくつかあります。
超が付くほどのお金持ち・富裕層の人たちは、自分で会社を興してその会社の株のほとんどを持つ(=企業オーナー)パターンが多いかもしれません。
つまりは、自分で事業を始めてその事業が成功している!・・・というパターンです。
上場している株式を購入し、何回も繰り返し売買してお金持ち・富裕層になった・・・というパターンの人は少ないと思います。
買って売って、買って売って、買って・・・を繰り返して資産を膨らませたのではなく、成長しそうな会社の株式を「保有し続ける」ことで資産を膨らませてきた人のほうが多いと思います。
不動産物件については、多少の入替等の売買はしていても、最初からその不動産を何年後にいくらで売却する・・・という発想で購入している人はいない、と思います。
巷ではよく「出口戦略が大事/出口を考える」といったように、「不動産購入時に不動産売却を考える」ことを推奨されていますが、お金持ち・富裕層の場合、基本的には「保有し続ける」そして「予期せぬ出来事があった場合には速やかに売却する」という考え方をしているのだと思います。
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普通の人とお金持ち・富裕層とを分ける要因の一つは、「売買の繰り返し」ではなくて「(売却せずに購入後は)長期保有」に重点を置く・・・ということが挙げられると思います。
これは結構大事なポイントだと思います。言い換えれば、「たくさんの数をたくさんの年数持ち続ける」ということです。
資本主義社会では「数」がモノを言う!・・・ということです。
お金持ち・富裕層になるための本質は、こういったところにあるのかもしれません。
資産の拡大を考えるなら、いつ売るか?などは考えずに、いかに(安く)買うか?・・・ということを重要視するほうが大事だと思います。