「複業」が当たり前の時代が来るのか?

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昨今の研究では、将来的にサラリーマンの仕事の49%がAI(人工知能)に奪われる・・・と聞きました。

つまり、約半分の仕事が人から機械に取って代わられる・・・ということです(本当にそうなるかどうかはわかりませんが)。

一方で、人の寿命はもう100歳まで伸びてきています。

つまり、私たちの仕事は減っていく一方なのに、それに対して「仕事のない時間は増え続けていく」・・・ということです。

それにつれて「生涯で必要となるお金も増えていく」とも言えます。

そうした流れを受けてか、あるいは昨今の「働き方改革」の流れなのか、リクルート、ソニー、パナソニック、日産といった大企業であっても副業OKという会社が増えてきています。

厚生労働省も原則として副業を認める方向で、副業禁止の就業規則を改定するように動いています。

昨年の1月には「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を発表しています。

もはや会社や国に頼るのではなくて、自分で自分の人生をしっかりと設計し、将来に備えて「収入の柱」を複数用意しておくことが当たり前になりつつあると思います。

特に若い世代のサラリーマンには、徐々に「必須事項」として受入れられてきています。「起業」とまではいかなくても、複数の仕事をこなす「複業」の精神を持つことがこれからは当たり前になっていくと思います。

現段階で収入源が自分の勤務する会社だけ・・・という一つきりしかない人はよほどの人生設計をしておかないと、今後(特に老後)は経済的にゆとりの持てない苦しい人生になっていく恐れがあります。

収入の柱を複数持つ・・・ギリシアのパルテノン神殿のように複数の柱をもって階上を支える・・・といった概念を持つことがますます重要になっていくると思います。

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