不動産投資家の「購入物件基準」は人によってさまざまですが、私はだいたい次のような目安をもって臨んでいます。
1.築10年以上の物件
→ 家賃の下落が落ち着き、ここからの極端な家賃下落は考えにくいので収益のシミュレーションの精度が上がるので
→ 戸建てはうまくいけば土地値で買えるので
2.長く売れ残っている物件
→ うまくいけば大幅な指し値が通るかもしれないので
3.近くに大きな病院がある物件
→ 単身の中高年齢者の需要が望め、そうした層は退去になるリスクが低いので
4.地方であれば駐車場付きの物件
→ 地方では電車よりも車移動の比重が高く、「駅近 < 駐車場付き」が人気なので
5.60~70平米くらいの広めのファミリー物件
→ これくらいの広さになると、なかなか退去する勇気を持つ人(家族)は少なくなるので
一度入居すると「大は小を兼ねる」ですが、「小は大を兼ねない」ので今よりも狭い所に引っ越そうという気にはなれないものです
6.最寄駅から徒歩10分以内
→ 車を所有していない人にとって「イザとなれば駅まで歩ける」・・・というのは「駅まで歩くと時間がかかる/遠い」という物件よりはるかに訴求力があるので
7.生活保護の方が入居中の物件
→ あまりに高齢者の場合は死亡リスクが伴うため見送りますが、そうでなければ生活保護受給者が退去になるリスクも家賃滞納になるリスクも低いので
上記のような投資判断基準を持って、私は不動産投資(=不動産賃貸事業)を行なっています。