女性の働き方については昔からいろんな議論がされてきていますが、主な論点は「出産・子育てによる戦線離脱」が関係していると思います。
学校を卒業後に就職した会社を退職し、子育てが一段落したら再び社会復帰を果たす・・・という就労パターンもありますが、残念なことにそれだと復帰後の賃金は「退職をしないでずっと働き続けたままのときよりも低くなる」のが世の常です。
その結果、正味受け取ることができる生涯賃金は1億円以上も減額される・・・とも言われているようです。
別の視点でとらえると、女性が結婚して専業主婦となった場合は以降のサラリーを放棄するのと同じですから、結婚年齢にもよりますがほぼ1億円~2億円くらいの収入減少となります。
……以上のことを踏まえて言うならば、
1.女性が出産・子育てでその時点の地位を放棄して退職するのなら、
2.女性が結婚して専業主婦になるのなら、
自分の結婚相手の男性に「自分が得られるハズだった1億円~2億円程度」の経済的稼ぎ力があるのか?を一考しておくことが今の時代では必要なのかもしれません。
まあ、愛は勝つ!ですし、お金のことと単純比較すること自体がナンセンスとも言えますが、こういう考え方もある、と知っておくだけでも何かの参考になると思います。
男性は妻が「専業主婦になる/途中退職して後に社会復帰する」とした場合、そこで逸失するであろう妻の生涯年収を果たして自分は稼げるのだろうか?!……と自問したり夫婦で話し合ったりすることを覚えておくと良いかもしれないですね。