資本が軽くなっていく先に待ち受けていること

資本は時代とともに「どんどん軽くなって」きているように思えます。

昔は「資本」と言えば資産と同じで、それは金貨・銀貨だったり、あるいは米だったりしました。

いわゆる「実物資産」なので重みがありました。

人の手で持つことはできるけど、そんなに多くは持ち運びできない、といったものでした。

 

やがて、それは土地や建物といった不動産に置き換えられるようになりました。

不動産の場合は文字通り「動かすことができない」ものです。

でも、「実体」はあったわけです。

その後出てきたのは「紙」だったり、金を他の安い貴金属で薄めた貨幣だったりして、少しずつ持ち運びしやすいものに変わっていきました。

 

基本的には、ただの紙切れに過ぎない「紙幣」「株券」「債券」などを国が保証してくれている前提があって、人々は価値保存先として用いています。

 

札束というのは、その紙幣に価値を見出しているから「すげ~~」となりますが、客観的に見ればただの紙をまとめたものに過ぎません。

次に出てきたのが電子マネーです。
実物から「デジタル」になりました。

 

ついに「実体」がここで消え、実体がないので「重さ」もなくなりました。

 

「人類の資産(資本)はどんどん軽くなり、かつ、実体がなくなってきている」・・・と言えそうです。

今の世の中は、「電子決済」という流れに傾いています。

 

電子決済には「機械(パソコンやスマホ等)」が必須アイテムであり、機械を動かす動力は「電気(電子)」です。

 

この2つがなければ、どんなに資産を持っていても、何も持っていないのと同じです。

 

電子決済では、スマホなどがなければ1円たりとも動かすことはできません。

すべて「サイバー上の電子記録」となっているからです。

そして、「サイバー上の電子記録」となれば、その先に待っていることは一つです。

1.誰かが

2.何かのきっかけで

3.その記録をすべて削除してしまったなら

→対象者は一気にゼロに逆戻りさせられる・・・ということが起こり得ます。

 

いわゆる「リセット」です。

 

データーが削除され、それを復元する術がない!としたら、すべての資本(資産)はなくなり、またすべての借金もなくなり、それまで持てる人だったか持っていない人だったかは関係なく、全員が平等になります。

 

全員がゼロ(=持っていない人)になるわけです。

 

文字通りゼロからの出発・・・となります。

 

まあ、そうならないことを願っていますが、そんなSF小説みたいなことが現実に起きてしまうのが未来予想図の一つの可能性かもしれないですね。

 

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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