マンガでは現実の世界ではありえないようなことをどんどん展開することが可能です。
人々はそうした世界を楽しみ、自分を主人公に置き換えるなどして、マンガで描かれた世界観やストーリーに酔いしれます。
魅力あるストーリーにもいろいろありますが、上下の振幅がないと面白みに欠けます。
逆に言えば、いろんな振幅がある=たとえばこんな流れがあると、面白く見えると思います。
1.何らかの目的を持つ主人公が
2.それを達成する前に問題に遭遇し
3.時には絶望の淵に立たされるものの
4.絶妙のタイミングで導き手が現れて
5.新たな指針・計画を主人公に授け(気づかせ)
6.次の行動を促す
7.その結果主人公は成功に至る
・・・といった感じです。
これら7つの要素を含んでいるとストーリーは面白くなります。
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これをビジネスに置き換え、その7つの要素を書き出していくと伝えるべきメッセージの「軸」ができていきます。
「軸」ができるということは「ブレずに済む」ことを意味し、ひいては自社ビジネスを「ブレなくなる」ようにしてくれます。
「ブレない」ことは重要です。
1.目的(消費者の願望成就・悩みの解決)
2.問題(内的なもの・外的なもの)
3.絶望の淵(諦めた状況)
4.導き手(自社なら可能だという共感と実績)
5.指針・ 計画(プロセスの説明)
6.行動喚起(自社商品サービスの購入・実践)
7.成功(うまくいって満足する結末)
魅力あるストーリーにヒントを得て自社の経営や営業活動に活かすことには思わぬ未来の好転が待ち受けているかもしれません。
営業活動でうまくいっていないリーダーはこれらを参考にして取り入れてみると良いと思います。