去稚心(きょちしん)を持たない大人になってはいけない

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時代が変わればルールも変わります。

「成人」にしても2022年4月から18歳以上となりましたが、明治~大正~昭和~平成の時代では「成人年齢は20歳から」でした。

今の子ども世代が成人になる頃はすっかり「18歳以上が成人」という意識が定着していて、誰も20歳以上が昔は成人だったとは気づかなくなると思います。

思えば、かなり昔(奈良時代~江戸時代)の成人年齢は15歳だったわけで、これも当時を知る人はもう生きていませんから文献等で学ばないと知る由もないわけです。

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幕末の福井藩士の橋本左内(はしもと さない)は15歳になったとき、「去稚心(きょちしん)」という言葉を日記に書いています。

15歳で元服を終え成人になるわけで、これからは子どもの甘えた心は消し去って大人として生きようという自戒の言葉だったようです。

「稚心(ちしん)を去る」・・・という言葉を聞く機会はほとんどありませんが、いつの時代でも社会人になって責任ある言動が求められるようになるとき、この言葉を噛みしめることが必要だと思います。

「去稚心」は一種の依存体質を脱却し、自立心を持つことです。

親や周囲に依存して責任を誰かに転嫁して決して自分が負おうとはしない・・・ようでは、いつまで経っても「去稚心」に縛られたままです。

社会人として、大人として、プロとして、サラリーマンもやるべきことをやることが大切です。

2月、3月は卒業や進学や就職などの端境期にあたりますが、改めてこの去稚心をしっかりもって次のステージにいく姿勢を多くの人に養ってもらいたいと思います。

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