精神上の「虫歯」になってはいけない!
- 2015/10/19
- 自己啓発
- サラリーマンとビジネスマンの違い, マインドセット, 人間力を高める
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昔は「良薬口に苦し」と言って、薬というのは苦いのが当たり前でした。
ところがいつの間にか薬はどれも総じて「甘い」モノが多くなり、決して苦い!!といった感はなくなってきたと思われます。
なぜか?
そのほうが売れるから・・・でしょうね。
また、同じ効用であっても発売してる製薬会社によって薬の名称が異なります。
特許などの制限もあるからだと思いますが、製薬会社としては自社の薬を他社の薬よりも多く売ってもらいたいハズです。
だから、病院・医局にはいろいろな癒着があるのかもしれないし、薬局においてもさまざまな販売の手法がとられていると思います。
そうした表向きのテクニックとは別に裏の手法として「苦い薬をいかにして選択してもらうか」→「そうだ!甘くしよう!」という流れになったのだと思います。
何より、子ども受けが良くなります。
そうやって「良薬は口に苦し」という諺が死語と化してしまった・・・のでしょうね。
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同じように、多くのサラリーマンは困難や苦労を避けてラクをしよう・・・会社で甘い汁を吸おう・・・と鈍化してきているのかもしれません。
甘い状態に慣れてしまうと、そこから抜け切れなくなり「虫歯」になる恐れがあります。
本当の虫歯は歯医者で治療を受ければ回復できますが、精神上の虫歯は治してくれる人が滅多にいません。
そうならないように自分で自分を律することが大切ですが、これはなかなか難しいものです。
一番良いのは、優秀なリーダーのもとで精神的にも訓練を受けて(=薫陶)、自立したビジネスマンになって成長していくことだと思います。