目標は目的を実現させるための途中通過点の一つであり、一種の目安地点です。目標はいくつあってもいいものです。
そして表現としては「~になる/~である」といったように「状態を表わす肯定的言葉」で設定するものです。なぜなら、目標とは自分の夢に期日を設けたモノでもあるからです。
一方で「~をする/~をしない」というのは、目標ではなく「マイルール」です。自分の行動を抑制する自分で自分に決めた「決まりごと」です。
目標設定で失敗する人は、何も考えないで「~をする」ということを目標設定としがち・・・ですが実はそれはマイルールと呼んだほうが適切だと思います。
本来はマイルールなのに、それを目標として設定していると、どこかで続けるのがイヤになったりして挫折します。
だからうまくいきません。 ニュアンスが違うからですね。
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目標のつもりで設定したマイルールを結果的に破ってしまうことになると、それは一種の自己否定をしているようなものです。
自分で自分を裏切っているのと同じです。そうすると自信を失います。
マイルールを守ることももちろん大切ですが、完全完璧な人間などいませんから、たまにはマイルールを破ってしまうことがあっても良いと思います。
もし仮にそうなったとしても、自分を責めないで「まあそんな日もあるさ・・・/まあいいかっ 」・・・くらいにとらえていれば良いと思います。
マイルールを破っても本来の目標達成ができないわけではありません。
大切なのは、
1.本来の目標を適切に設定して、
2.そのためのマイルールを設け、
3.100%完全完璧でなくてもいいので行動を継続していき、
4.いつの日か目標達成を果たし、
5.それをいくつも達成することで、
6.本当の「目的を実現する」状態に導いて
いくことだと思います。