怠惰な仕事ぶりで会社のお荷物社員となって存在している古株中堅のサラリーマンがいます。
中にはリストラを宣告されて、会社にとどまり続けたいなら給料を減額しますが構わないですか?・・・という選択肢を提示される人もいます。
自業自得と言えばそれまでなのですが、誰でもそんな道は歩みたくないものです。
そこまで追いやられてやっと転職を考えたものの、自分の能力・スキル・経験等では今の給料を維持したまま他の会社に移ることは無理だと気づき、時すでに遅し・・・と悟る人もいます。
家庭内では「〇割も給料が下がって子どもの学費はどうするの?家のローンはどうするの?」と詰められ、肩身が狭くなってしまうかもしれません。
毎日何も考えずにただ会社にぶら下がって何となく日々の業務に就いているだけでは、やがて自身の能力が退化して本当にリストラ対象になる恐れがあります。
どうすればよいか?
簡単です。
この逆を行けば良いだけです。
毎日何かを考えて意識して仕事を行ない、自身の成長を目指して常に努力を怠らず、会社の利益につながる結果を残せば良いだけです。
「サラリーマンとして令和時代を生き抜いていく」ためには、社内の中で「リストラ対象」にならない立場を獲得することが必要です。
会社は正直なもので、自社にとって有益な社員は手放しません。
自社の利益に大きく貢献してくれる社員を手放すほど会社はバカではありません。
会社にとって「居なければ困る社員になる」ということを一つの目標に掲げておくと、自分のやるべきことが見えてくるかもしれません。
場合によっては「職場変更/異動」も見据える覚悟が必要かもしれませんが、そうした覚悟と姿勢がないと「サラリーマンとして在籍し続ける」保証は得られません。
たとえば「営業成績3位以内」というポジションについていれば、ほぼリストラ対象になることはないと思います。
大多数のサラリーマンは営業職に就くことを嫌い、避けようとします。
でも、会社にとって「売上・利益」は必要不可欠なものですから、それを生んでくれる営業職の社員・・・しかもその上位トップ3のメンバーというのは貴重な人財となり得ます。
ほとんどの社員はただ何となく頑張ってるだけ・・・ですから、その中で「意識して自分の存在価値を高めることに努めている」人とは自ずと向かう先が違ってきます。
がんばっている方向性が「リストラ対象にならない」というのはちょっとおかしなものですが、中堅社員の立場で会社幹部になっていない自分の立場をよくよく理解することも大切です。
一番うまくないのは「目的も目標も基準も何も無い状態でがむしゃらに業務に就いているだけ・・・」という投げやりな勤務姿勢です。
そうした状態ではいくらがんばり続けても外的環境に命運を委ねた状態なので将来に対する一抹の不安をぬぐことはできません。
「狙って自分の幸せを掴む」と意識すると良いと思います。
どんな組織体系であれ、会社組織のトップ3内に入っていればまず安泰です。
すぐにできなくても「すぐに意識する」ことは誰にでもできます。
あとはそれを「継続して行動する」という態度を取ることができるかどうかにかかってきますが、ぜひ前向きに取り組んでもらいたいと思います。