
サラリーマンを評価するのは名目上は会社であり、実質上は上司です。
同僚が評価するわけでもなく、お客さまが評価するわけでもなく、株主が評価するわけでもなく、ましてや隣近所の人が評価するわけではありません。
仮に「自分はこんなに頑張っているのに」とか「毎日、こんなに残業しているのに」などとボヤいても、会社側が(つまり上司が)「キチンと求めている結果を出してほしい」とか「もっと残業時間を減らすように」と思っているとしたら、自分がやっていることとズレていることになります。
自分がやっていることが上司の狙いとズレている(真逆だったりする)とすれば高評価を得られるわけがありません。
自分目線で「頑張るポイント」を勝手に決めて自分を客観視できないような人は例外なく会社から冷遇されます。
昇格したり給料が上がることなんてありません。
ここはまずもってカン違いしてはいけない点だと言えます。
たとえば、上司が「丁寧にやらなくて良いから、サクッと件数をこなしてだいたいの数字だけ早く出して・・・」と言っているのに、自分目線で「丁寧に仕事をすることが大事だ」という評価軸を作って、それに向かって仕事をしていたら、それはナンセンスです。
たとえば、経理部門の仕事はとても重要ですし、1円たりともミスは許されません。
でも、経営者からすれば「とりあえず今月の売上と営業利益の大まかな数値を知りたい・・・」と思うのは普通で、その際に「1円単位までキチンとした数字を知りたい」とはなりません。
売上が1億円くらいなのか9千5百万円くらいなのか分かればいいだけで、実際が1億118円だった・・・なんてことはどうでもいい些末なことです。
正確な数字はちゃんとした決算数字の段階で出ていればいいわけで、経営上は早くだいたいの数字を知れればそれで良いわけです。
それなのに、あまっさえ「丁寧にやることのどこがいけないんですか!」と勝手に切れて不満をぶちかます社員がいたら完全にアウト!です。
自分は頑張っているのに上司に冷遇されていると思ったら、まずは何らかの「ズレ」が生じていないかを確認してみることも大事だと思います。
























