
サラリーマンが起業や独立や大きな投資を考えるとき、スタートにあたって借金を背負うときなどでは、最後の最後にぶつかる大きな壁があります。
それは「家族の反対(主に配偶者)」です。
持ち家(マンション)を買うために住宅ローンを組むときは大賛成の配偶者も、独立・起業・投資などのときは大きく反対の声を挙げます。
しかし、配偶者はそこで一から十までのすべてを否定して反対しているわけではなく、ただ、「安定した生活という基盤が揺らぐことを恐れている」ために表面上で反対しているに過ぎないものです。
これは言い換えれば「先(未来)が見えない」ことに起因しています。
見えないものは誰でも怖い・・・ものです。
また、知らないものは不安になる・・・ものです。
未来が不透明である限り、配偶者が安心することはありません。
配偶者は安心を求めて「反対」の異を唱えているだけなので、ここで大切なのは、反対を押し切って自分の我を通すことではなく、その「不安を安心に変えてあげる」ことです。
「見えない未来」を「見える未来」に変えてあげることです。
サラリーマンの給料というのは家族にとって絶対的な安心材料です。
毎月、決まった日に、必ず決まった金額が、確実に振り込まれる・・・ということに慣れている人にとってそれを失う(もしくはそれ以上の支出・返済がある)ことは確かに怖いことです。
配偶者が安定した基盤を失う恐れから反対するのは本能に近い反応であり、責めるべきものではありません。
極端なことを言えば、預貯金が数億円もあるような家庭だったらきっと反対はしなハズです。
安定から不安定になることを危惧しているだけと思って、その不安を解消してあげれば反対の気持ちは薄らぎます。
配偶者がまず考えるのは「挑戦の成功」ではなく、「明日の家計がどうなるか」にあります。
収入源が会社の給料一本しかないという経済的基盤だとどうしてもそうなってしまいます。
一本しかない柱が折れたら崩壊するという恐怖は当然です。
だからこそここで収入の源泉口を増やす(=複数の収入の源泉口を持つ)ことが大切です(ここで「ニワトリが先かタマゴが先か?」の命題に陥ります)。
理論的に有効な方策としては、いきなりサラリーマンを辞めて何かを為そうとするのではなく、最初は「並行してやる」という姿勢です。
サラリーマンとして働きながら、複業として新たに事業を展開して基盤を構築していく。
サラリーマンとして働きながら、投資活動をスタートさせて給料以外の収入を徐々に増やして給料以上に稼げるようにしておく。
こういった考え・姿勢で臨むと配偶者も安心します。
考えてみればごく当たり前のことです。
これから何かを為そうとしている人にとって参考になれば幸いです。























